４月下旬、年長さんが たけのこ掘りに行きました。 
あいにく雨で延期になっていた たけのこ掘りですが、今日は見事快晴！ みんなウキウキ！ 
バスに揺られて、上朝倉へ。 
竹林に囲まれた道を通って･･･ 到着しました。 
順番にバスを降りて･･･ 
こちらより歩いてたけのこ山へ。 
輝くように降り注ぐ木漏れ日が 何とも美しい。 
「たけのこ、みーつけた！」 「ちょっとさわってみよう」 
地面から力強く伸びる姿に びっくりです。 さらに歩いて たけのこ山に着きました。 
こちらでたけのこ掘りをしますよ。 
「あった、あった」 
まずは、スコップで たけのこの周りの土を掘ります。 
力をあわせて、ざっくざっく！ 
最後は、園バスの運転手さんに クワで掘り起こしてもらいます。 
「やったー、掘れたー」 
「先生、見て見て！」 
友達と協力する大切さ、収穫の喜び、 達成感を味わいます。 「おーい、 こっちのたけのこはおおきいよ」 
「おもたいなあ」 
「わっせ、わっせ！」 たけのこの表面を やさしく撫でると不思議な感触。 
「なんか動物みたい」 
今年は裏年のため、大収穫とはなりませんでしたが、 自然豊かな山の中で、新しいクラスの仲間とともに 楽しい時間を過ごすことができました。 
坂道を下り、帰路につきます。 
はい、 園に帰ってきました。 
「さあ、たけのこの皮を剥いで、 包丁で切っていきますよ」 「切ったらどんな模様になっているかな？ 想像してごらん」 
ざくっ！ 
「丸がふたつあるね」 
「じゃあ今度は縦に切りますよ。 どんな模様かな？」 
ぱっ！ 「わあ、お部屋がいっぱい」 「たけのこっておもしろいね！」 
みんなで断面模様を楽しみました。 そして翌日。
園長が腕によりをかけて･･･ たけのこの煮物の完成です。 
「昨日みんなが掘ったたけのこですよ」 「いただきまーす」 
シャキシャキ！ 「うん、おいしい」 
自らの力で得たものを食べるのは この上ない喜びとなります。 そしてラッキーなことがひとつ！ 
この日の給食は偶然にも たけのこごはんでした。 「たけのこごはんもおいしい！」 
口の中に 春の香りがいっぱい広がりました。 
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004
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