10月のある日、
おにわの子どもたち(満3〜5歳児)が、
みかん狩りを体験しました!
みかん山までは歩いていきますよ。
年長さんは年少さんの手をつないで、
頼もしくサポートしてくれています。
♪ひとやまこえて ふたやまこえて
みやまのたぬきさん
たんたんたぬきさん
あそぼじゃないか♪
子どもたちが口ずさむわらべ歌のとおり、
みかん山はふた山越えたところにあります。
秋探しが楽しい道中。
ほ〜ら、柿に山ぶどう。
山道もしっかりとした足取りで
登っています。
八幡山の峠にあるお地蔵さんは
何でも願い事を叶えてくれると
いわれています。
みんな、
どんなお願いごとをしたのでしょうか。
ひと山越えて、
しばし平坦な道を歩きます。
すすきが輝いて、
里の秋といった趣きです。
彩りゆたかな秋の道。
「くっつきむし、みーつけた!」
「おなかにつけてみよう」
ふたつ目の山を登ります。
鋭角の道を曲がったら・・・
「あ、うしろの列の
お友達や先生が見えた」
「お〜い!」
お互いにパワーをもらって
最後までよく歩きました。
みかん山に足を踏み入れれば、
あっちもこっちも、
みかんみかんみかん!
どの木もたわわに実をつけています。
「おいしいみかんは、どれかな?」
やっぱりみかん王国愛媛の子ども。
しっかりと品定め。
くるくるまわして・・・
ぽん!
「やったー、とれた!」
「みてみて、葉っぱつき」
袋に10個、集めましょう。
笑顔と歓声がみかん山に広がり、
楽しい雰囲気がみんなを
包み込んでいました。
「10個、とれたよ!」
とれたてみかんを
食べてみよう。
「どんな味かな?」と
わくわく皮を剥いています。
「うん、おいしい!」
みかんを食べながら、
楽しくおしゃべりをして、
まさに口福!
年長&年中さんは
山の広っぱでお弁当を食べましたよ。
今日はたくさん歩いたので
いつにも増してよく食べました。
帰り道も秋がいっぱい。
「ほら、すすき!」
ここからは
きりんぐみ(満3歳児)の様子を
お届けします。
きりんぐみさんは、
みかん山の下までバスで行きました。
ゆらゆらと揺れるコスモスが
みんなをお出迎え。
すすきも風に吹かれて、
「ようこそ」と言っているかのように
銀色の穂をなびかせていました。
みかん山に到着。
たくさんのみかんに
思わず笑みがこぼれます。
先生にとり方を教えてもらって、
早速、私たちもチャレンジ!
「みてみて、とれたよ」
自らの手でもいだみかんは
特別なもの。
大切そうに手で包み込んでいます。
とったばかりのみかんを
「いただきます!」
フレッシュな味が口いっぱいに広がります。
仲間とともに秋の自然を感じながら、
収穫の喜びを目いっぱい
味わうことができました。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004