豊かな人間性の素地を育てる・学校法人みどり幼稚園


アルバム


たけのこ掘りに行こう


年長さんの春のお楽しみ、

たけのこ掘りに行きました。



今日はたけのこ掘りの日です。



たけのこ山へは園バスで行きますよ。
「わたしたちが乗るのはスマイルバスだね」



バスは一路、朝倉の山奥へ。



段々と山深くなってきました。





到着です。





「この道の奥にたけのこ山はありますよ」





轍の残るうすら暗い道を
ドキドキ、ワクワクしながら歩きます。



「あっ、たけのこ!」
「小さいのもあるし、大きいのもあるね」



早速に道すがら、たけのこの成長段階を
見ることができました。



ホーホケキョ♪ ピーピーピュー♪



美しい鳥のさえずりにも耳を傾けながら・・・





はい、たけのこ山に着きました!





やさしい緑が子どもたちをようこそと
包みこんでくれているようです。



「どこだどこだ、たけのこは・・・」



「ん、これはシイタケだ」



「あったあった、いっぱい掘るぞ」


「大きいの、小さいの、どれにしようかな」
「小さいほうがおいしいって言ってたよ」


押しても、引いても・・・



「う〜ん、掘れん!」





「一緒に掘ろうよ」





自前のスコップで、ざっくざっく。





たけのこの周りの土を、
少しずつ少しずつ掘っていきます。



ある程度掘れたら、
バスの運転手さんにクワを入れてもらいます。



ざくっ!!





「みてみて、掘れたよ!」




笑顔の花咲くたけのこ山。




掘ったたけのこは大切に抱えて
キャリーの中へ。



おや?



バスの運転手さんが、
たけのこにロープを括り付けました。



「みんなとたけのこ、どっちが強いか
つなひきで勝負してごらん」



「よし、絶対掘るぞ」と不退転の念で
力いっぱいロープを握る子どもたち。





「オーエス、オーエス!」



バキッとたけのこが倒れました。



「やったー!ぼくらの勝ちだ」
歓声が山にこだまします。





みんなで掘ったたけのこはずっしり重たい!





たけのこ掘りは協力することの大切さや
達成感を味わわせてくれました。





大収穫に大いに満足し、たけのこ山を下ります。





少し下がったところにある河川敷にやってきました。





シートをひろげて、お弁当をいただきます。



今日はたくさん体を動かしていたので
お腹がペコペコ!



もぐもぐとよく食べます。





おうちの方の愛情たっぷりの
お弁当はやっぱりおいしい!





舌もお腹も満ち足りたら、遊びの時間。



土手にはこんなすべりだいがありますよ。



階段を使わず、果敢にも斜面を登っています。



しゅー!



頬にあたる春の空気が何とも気持ちいい。





「一緒にすべろう」



川にも下りてみました。



美しく清冽な流れです。





「つめたいね」





水を跳ねさせたり、波をおこしたり・・・





「魚かな?」「いや、葉っぱや」



川原には色んな虫も暮らしていました。



見つけた虫を持ち寄って、みんなで観察。




「きらきら光って、きれいだね」



「綱わたりをさせよう」 「てんとうむしもいたよ」


幼稚園に帰りました。



「さあ、たけのこの皮をむきますよ」



1枚1枚、丹念にはがしていきます。



「たけのこって服をいっぱい着ているね」



つるつるとした白いたけのこが姿を現しました。
「ロケットみたいな形だね」


山のように出る皮にもびっくりです。


そのたけのこで園長がつくったものは・・・



たけのこの煮物です!
鶏肉、油揚げと一緒に煮込みましたよ。





「はい、どうぞ」



「うん、おいしい!」



汗をかきかき、自分たちが掘った
たけのこは格別の味です。



おかわりも続出し、お皿は瞬く間に空っぽ。



「ごちそうさまでした!」



さらに・・・



給食では、たけのこごはんが出ましたよ。





春の山の恵みを堪能したみどりっ子でした。











copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004