5月24日、年中さんが、
三島神社へ園外保育に出かけました。
リュックサックを背負って、
お友達と手をつないだら、さあ出発です!
「いってきまーす」
信号を渡り、小学校や病院の前を通って・・・
おや?
遠くで煙がたなびいています。
収穫が終わった麦畑を
焼いているのでしょうか。
はい、三島神社に着きました。
手をあわせて、
「あそばせてください」とごあいさつ。
境内にある木々が、森の中にいるかのように、
たくさんの木陰をつくってくれています。
小さな境内ですが、三島神社は子どもの
心身を開放する自然素材の宝庫です。
いろんな形の大きな石!
「この石、たまごみたい」
「何人上がれるかな?」
先の細い石の上にも、
両手を広げバランスを保ちながら・・・
「立てたよ」
「ジャンプ!」
「何か虫はいないかな・・・」
ポケット図鑑片手に境内をひとめぐり。
「あ、かたつむり」
先生に抱っこをしてもらって、
「よし、とれた!」
「みせてみせて」と
お友達が集まってきます。
ツノや頭を引っ込めたり、出したり・・・
ユーモラスな生態を観察します。
「ぼくも見つけたよ」
「ほ〜ら、こんなにいっぱい」
地面を這う木の根でも虫探し。
朽ちた樹皮の裏側に・・・「いたいた、だんごむし!」
「ぼくの手の上を歩いているよ」
子どもたちは、
日頃の経験から虫の住処をよく知っています。
こうしたところを通ってみるのも
ちょっとした探検気分ですね。
ひんやりした石段に腰掛けて
一息つきます。
お茶を飲んで水分補給!
境内では、おもしろい形をした
木の枝も見つけることができました。
こんな長いものも!
チョコレート菓子のような
かわいい木の実も落ちています。
「みてー、こんなに」
「くもの巣いっぱい」
「あれ、穴があいとる」
「むこうが見えた!」
もうすぐお昼・・・
敷物を敷いて、お弁当を食べましょう。
「どこで食べようかな」「いっしょに食べよう」
お弁当のふたを開けて、
「おいしそう」とにっこり笑顔。
「いただきます!」
ちらちらと木漏れ日揺れるなかで、
お友達と楽しく食べることができました。
腹ごしらえをしたら、再び遊びの続きへ。
「この穴、なんだろう?」
地面に盛り上がった木の根っこは
平均台と化しています。
切り株の上にもぴょん!
落ち葉ひらひら舞い上がれ〜
みんな、はじけるように遊んでいます。
いろんな伝承遊びもしましたよ。
♪あぶくたった にえたった
にえたかどうだかたべてみよ♪
こちらは「だるまさんがころんだ」で
盛り上がっています。
タッチまであと一歩!
「次は先生の番だよ」
他にも、かくれんぼやおにごっこなど
様々な遊びが繰り広げられていました。
「みーつけた!」
こうした遊びを通して、
ルールを守ることの大切さを実感したり、
人と関わる楽しさを味わったりします。
生き生きと活動した初夏の1日、
園外保育ならではの学びがたくさんありました。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004