4月23日、
年長さんが、今が旬のたけのこを掘りに朝倉まで出かけました。
バスに乗って朝倉の山奥へ!
山裾の道をてくてく歩いて…
さわさわと揺れる笹の葉の音が耳に心地いい。
「たんぽぽ、いっぱい」 「あっ、かかし!」
ここから山の中へ。
「あれ、なんかちょっと暗くなってきたね」
しっかり足を踏ん張って、急な斜面を登ります。
四方八方、竹、竹、竹!
「迷路みたい」
「たけのこ、みーつけた!」
さあそれでは、たけのこ掘りスタートです。
「これにしよう」
スコップでざくざくざく!
「でてこい、でてこい」
「背が低いたけのこの方がおいしいんだって」
みんなで一緒に…
「ちょっと揺すってみよう」
「う〜ん、まだだ」
「ふ〜」
ハンカチで額の汗をぬぐいながら…
地下の太い茎とつながったたけのこ。一筋縄にはいきません。
最後はバスのおじさんがクワでえいっ!
ざくっ!
「すごーい」
「ほ〜ら、ほれたよ」
「これはおもたい」「みんなで持とう」
たけのこ掘りは友達と協力し合う大切さも教えてくれます。
足元に気をつけながら…
「よいしょ、よいしょ」
「ぼく、力持ち」
「双子のたけのこ、見つけたよ」
「ねえ、こっちにきてきて」
「巨大たけのこ発見!」
こちらは打って変わって…
「赤ちゃんたけのこ!
ポケットに入れておうちに持って帰ろうかな」
掘れたたけのこはキャリーの中へ。
「いっぱいになったね」
こんなことも楽しみながら。
大収穫!
「そろそろお昼、幼稚園に帰りますよ」
「あー、楽しかった」
たんぽぽに見送られながら帰路につきます。
軽トラックに積んで園に持って帰ったたけのこ。
一人ひとつずつおうちに持って帰りました。
「大きいの、小さいの・・・うーん、どれにしようかなあ」
「よし、これに決めた」
そして次の日・・・
鶏肉と煮込んでたけのこの煮物の完成です。
「うん、おいしい!」
春の味覚を満喫したみどりっ子でした。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004