6月中旬、
年少さんが三島神社へ
園外保育に行きました。
神社までは園から道1本。
自然の風を感じながら、てくてく歩きます。
「ほ〜ら、こちらが三島神社ですよ」
入口の左右に鎮座する狛犬がいかめしい顔で
迎えてくれました。
大きな木々の緑に包まれた境内。
それぞれが思い思いに遊びます。
落ち葉をざくざく、いい気持ち。
「わあ、大きな石!」
木の実を拾いました。
チョコレート菓子のような、
かわいい形をしています。
「ぼくはこんなにいっぱい集めたよ」
ぶーん、ぶるぶるぶる と大きな音!
横の道を大きなトラクターが通っていきました。
切り株にも興味津々・・・
「セミのぬけがら、みーつけた!」
地面に穴ぼこがいっぱい。
「棒でツンツンしてみよう」
近くにセミの抜けがらがちらほらとあったので、
セミが羽化するために出てきた穴かもしれませんね。
「あっ、だんごむし」
「わたしの手の上を歩いているよ」
石塀に張りついていたのは・・・
かたつむり!
「びっくりしたのかな?
頭を引っ込めたよ」
手のひらの中で小さな命の輝きを
感じた子どもたちでした。
ちなみに・・・
神社で見つけたかたつむりは、
園で飼っていますよ。
「かたつむりって食べたものと
同じ色のうんちをするんだよ」
こうした発見や驚きから科学する心の芽が育ちます。
最後に、かたつむりが登場する絵本を
1冊ご紹介!
「かたつむりタクシー」(福音館書店)
虫の親子がおばあちゃんのおうちへ向かいますが、 雨が降り出したため、かたつむりタクシーに乗ることに・・・
タクシーは、野菜の山を登ったり、水の中にもぐったり しながら進みます。
ドロップ缶のおうち、ラジオでできた放送局、 ジューススタンド、コーヒーカップのカフェなど随所に描かれ、 何度見ても新発見が楽しめる絵本です。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004