年長さんと年中さんが、
近くの三島神社まで、
園外保育に出かけました。
\ まずは年中さん /
てくてく歩いて約10分、
三島神社に着きました。
まずはこの神社を守る神様にごあいさつをします。
「あそばせてください!」
木陰がいっぱいで気持ちのいい境内。
「さあ、何して遊ぼうかな!」
輪になって「あぶくたった」が始まりました。
こちらは、
「だ〜るまさんがこ〜ろんだっ!」
年中さんもこうしたルールのある集団遊びを
楽しめるようになりました。
大きな石は遊具に変身!
「何かいないかなあ・・・」
「だんごむし、みつけたよ」
かわいいお花もありましたね。
「落ち葉がいっぱい!」
落ち葉の感触、音、においをめいっぱい味わいました。
身近な自然とのふれあいが
子どもたちの感性を育みます。
\ ここより年長さんの様子です /
鳥居をくぐればまるで別世界。
まずはお弁当を食べましょう。
「ぼく、ここにきーめた!」
わくわくしながらお弁当箱のふたを開けると・・・
「わあ、おいしそう!」「ほ〜ら、こんなの」
手をあわせて・・・「いただきます!」
愛情たっぷりのお弁当を、
みんな美味しそうにほおばります。
「ぼくもトマト」「わたしもトマト」
お弁当が終わって境内で遊んでいると・・・
何かを発見したようです。
見上げると・・・
「あ、かたつむり!」
「おちてこーい」
「みてみて、とれたよ」
「頭を引っ込めているね」
割れた木の根っこにいたものは・・・
「だんごむし!」
「わたしたちは、あおむしを見つけたよ」
「そのまま触るのはちょっとこわいから、
落ち葉でくるもう」
「あれ、地面に穴ぼこがいっぱい」
「う〜ん、何の穴かなあ?」
自然や生き物に対して積極的に
関わろうとする子どもたち。
たくさんの感動がさらにそうした気持ちを高めます。
落ち葉の上を歩いたり、ジャンプしたり・・・
ざくざく、ぎゅっぎゅっ
踏みしめるといい音。
握りしめてもぱりぱりと耳に心地いい音がします。
てのひらですくって、はらはらー!
落ち葉とダンスをするように戯れます。
おもしろい形の棒もいっぱい見つけましたね。
拾った棒や小石でお絵描きも楽しんでいます。
こんな石があれば、登ってみたくなりますよね。
「この木、おおきいっ!」
ざらざらした感触、ごつごつした感触、
苔を触ればふわふわとした感触・・・
いろんな感触を楽しみます。
実際に触った感触と目で見たイメージをつなげる
経験を積み重ねていくことが幼少期には大切です。
木を見上げれば、葉がいっぱい。
そんな葉がやわらかな木漏れ日を作ってくれます。
きらきら、ちらちら・・・とってもきれい。
不思議あふれる神社の境内は異空間。
「この上はどうなっているのかな?」
色々なものに興味が湧きます。
石の上でひとやすみ・・・
お友達と伝承遊びでもたくさん遊びましたね。
「じゃんけんぽん!」
♪かってうれしい、はないちもんめ♪
「つぎは先生の番よ」
♪うしろのしょうめん、だあれ♪
スリルが楽しい伝承遊びといえば・・・
だ〜るまさんがこーろんだ♪ ぴたっ!
様々な遊びを通して、コミュニケーションも深まります。
神社の境内はそれぞれの子どもの興味・嗜好を受け止めてくれる
多様性があります。
自分に合った遊びを見つけ、
自然物に働きかけたり、仲間と活動したりすることができました。
「ただいま!」
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004