今治は世界有数の船の町。造船所もたくさんあります。
今回は地元ならではの産業に触れてもらおうと年長さんが
進水式に参加しました。
進水式を前に、園では船の絵本を読み聞かせ。
期待に胸高まります。
そして迎えた11月22日進水式の日。
園バスに乗って出発進行!
今日目指すは伯方島にあるしまなみ造船さん。
高速道路を走って…
なぜか盛り上がるトンネルの中。
「あっ、しまなみ海道!」
迫力ある前面展望。
曇天のため来島海峡は少し霞んでおります。
「みんな、造船所が見えてきましたよ」
「大きなクレーンがいっぱい!」
本日の目的地、しまなみ造船さんです。
バスを降りて会場へ。
「こちらが今日誕生を迎える貨物船ですよ」
「うわっ、おおきい!」「ピカピカやあ」
間近で見ると大迫力!
船首は晴れやかに紅白で飾られています。
名前は「SE KELLY号」と言います。
国旗掲揚や花束贈呈があって…
いよいよ進水の時を迎えました。
サイレンが鳴りくす玉が割られ、轟音とともに台を滑って海の中へ!
無数のテープが風になびきます。
感動の瞬間です。
色とりどりの風船も空を舞います。
「おめでとう!」「がんばってねー」
「バイバイ」と手を振る姿も。
造船所の人たちは旅立つ我が子を見送るように…
式の後、テレビ局のインタビューを受けましたよ。
今日の感想をハニカミながらもしっかりと答えていました。
(この日の夕方のニュースで放送されました!)
帰路の車窓からタグボートにえい航される「SE KELLY号」が見えました。
これから大海原の一員として世界で活躍することでしょう。
船や海のお仕事への興味、関心が高まった子ども達、
海事都市今治ならではの体験でした。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004