10月18日、秋の遠足。
年少さんと年中さんは八幡山へ行きました。
心配していた雨は上がり…
さあ、出発です。
「八幡山へいってきまーす!」
秋の長雨で田んぼはこのとおり。
「わあ、水がいっぱい」
稲刈りが終わった風景に秋を感じます。
「かたつむり、み〜つけた!」
「こっちにも」「あっちにも」
稲刈りが終わっていない田んぼは一面黄金色。
坂が急になってきましたが、
一歩一歩踏ん張りながら登ります。
「みんな、あの果物、な〜んだ?」
「柿!」
「ぼくの今日のお弁当に入っているよ」
柿の隣りには、栗もいっぱいです。
緑に包まれた八幡山への道。
木々が風で揺れ、ゴーゴーと鳴っています。
「あっ、どんぐり」
どんぐりを見つければ、
拾わずにはいられない。
「ほ〜ら」
てっぺんはもうすぐ。
はい、着きました。
みんなよく歩きましたね。
まずは、
この山を守る石清水八幡神社にごあいさつです。
こちらからは今治市内が一望できます。
まさに絶景!
山の中では、それぞれ興味や関心、
気のおもむくまま、自由に活動します。
年少さんが集まって、見つけたものは…
かまきりでした。
木のもとに行けば、一面、どんぐり、どんぐり!
「一緒にどんぐり拾おう」
「ほ〜ら、見て見て」
色や形の違いを楽しみながら…
袋にいっぱい。ポケットは、はち切れんばかり。
森のなかはとっても静か。
落ち葉ふかふかいい気持ち。
澄んだ空気がとってもおいしい。
「ほら、見てー、ここ、ここ」「ん?」
「きのこだよ」
茶色いのもあれば、白いのもあって…
「こっちにきて、きて」
「恐竜の足!」
がけのぼりは人気の遊び。
のぼってはすべって…
何度も何度も挑戦する姿が見られます。
初めての年少さんは恐る恐る…
木にもつかまりながら…
子どもの心を解き放つ自然の遊び。
みんなとてもいい表情。
「わあ、大きな木が倒れとる〜」
木にまたがって、
バランスを保ちながら前へ前へ。
あっという間にお昼の時間。
「いただきます」
ふたを開けてにっこり。
「わあ、おいしそう」
自然のなか、
お友達と食べると、何倍もおいしく感じます。
たくさん体を動かしたので、みんなもりもりよく食べましたよ。
「あっ、かめむし」
お弁当のあとは、お菓子の時間!
いっぱい並べて…「お菓子屋さんですよ〜」
「クッキー、おいしいよ」
遠足はお友達の仲も深めます。
豊かな自然に身をまかせ、
秋をいっぱい感じた遠足でした。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004