日本の秋の風物詩、
やきいもを園庭でしました。
さつまいも掘りのおいもを使って、今日はやきいもだ!
まずはお水で洗います。「よし、このおいもにしよう」
お袖がぬれないように、腕まくり!
たわしでごしごし磨きます。
秋が深まり、たらいのお水も「つめたいねー」
こちらは年少さん。
「顔に水がついているよ」「○○くんだってついているよ」
お互い見合って笑っています。
初めてのうさぎぐみさんにはおにいちゃんがやさしく指南。
「先生見てー、ぴかぴかになった!」
きれいに洗えたら、ぬれた新聞紙を巻きます。
「ねえ先生、どうやるの?」
新聞紙の上にアルミホイルも巻きます。
年少さんも丁寧にくるんでいますね。
「ほら、できた!」
「園長先生が木に火をつけた!」
「煙がでてきたよ」
煙に誘われるように、子ども達が集まってきます。
炎は段々大きくなって、めらめら燃えあがります。
「う〜ん、くさ〜い」
鼻を突く煙のにおい。
火が収まってきたところで、おいもを投げ入れます。
どきどきどき。
せーの、ポ〜ン!「おいしくなあれ」
おいもを入れ終えたところで、前の日に年中さんが拾ってきた落ち葉が登場。
おいもの上にバサ〜
白い煙がもくもく立ち込め、一寸先も見えないくらい!
みんなびっくり!
帽子のゴムにハンカチを差し込み、マスクの完成。
「これで煙は大丈夫よー」
できあがるまで、おしゃべりしたり、遊んだりしながら、気長に待ちましょう。
♪たきびだ、たきびだ、おちばたき〜♪
やきいも定番の手遊び歌で和気あいあい。
♪やきいも、やきいも、おなかがぐー♪
♪うしろのしょうめん、だあれ♪
落ち葉を飾って遊んだり、地面にお絵描きしたり…
「まだかなまだかな」とみんなうきうき。
山のようにあった落ち葉がこんなに少なくなりました。
はい、できあがりです。
アルミホイルと新聞紙をはぎましょう。
「あっちっちー」
「わあ、おいしそう」「いただきまーす!」
秋の恵みに舌鼓。
ふーふー、もぐもぐ!
「あまいね」「ホクホクやね」とほおばって、ほっぺが落ちそう。
「おいしいね!」
「ごちそうさまでした」
さすがは年長さん。率先してお片づけをしてくれました。
「椅子はこっちやね」
「土がまっくろー」
やきいも後、しばらく残る、焚き火のあと。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004