11月上旬のある日、
みんなでみかん狩りに行きました。
今日はみんなが心待ちにしていたみかん狩りの日。
風もなく、いい天気です。
「みかんいっぱいとろう!」
心うきうき、嬉々と山を目指します。
坂道で保育所の子ども達とすれ違い。
「どんぐり拾いに行っていたよ」と教えてくれました。
年少さんは年長さんとペアを組んで歩いています。
「柿、みーつけた!」
途中にある鳥越地蔵。
なんと、ここのお地蔵さんは願いごとなら何でもを叶えてくれるとのこと!
これは願わずにはいられない。
「赤い車が来た」
「消防車かな」「いや、郵便屋さんだ!」
秋の道は発見がいっぱい。
「くっつきむしや〜」
「ねこじゃらしをほっぺにこするとくすぐったい」
野の花も愛でながら…
♪ひとやまこえて、ふたやまこえて〜♪と口ずさみながら…
このわらべうたのとおり、みかん山はふたつの山を越えた先。
はい、みかん山に着きました。
約45分の道のり、みんなよく歩き通しました。
それでは、みかん狩りを始めよう。
どの木にも鈴なりに実をつけています。
ほ〜ら、このとおり!
「どのみかんをとろうかな」
「あのみかん、おいしそう!」
「よし、これにしよう」
「くるくるまわして」
真剣そのもの!
プチン!
「やったー、とれた!」
「みて、大きいみかんがとれたよー」
みかんを手に、みんなとてもうれしそう。
袋に10個、とれたかな?
「見て、10個になったよ」
「これはお父さんに、これはお母さんに」と楽しい算段。
大地の恵みに感謝です。
もぎたてのみかんを食べてみよう。
もぐもぐすれば、甘いジュースが口いっぱいに広がります。
みんな「おいしい、おいしい」と大満足。
うさぎぐみさんもみかんタイム♪
青い空のもと、自分でもいだみかんは格別の味!
山の広場でおひるごはん。
「今日、私の誕生日やけんハッピーバースデイって描いてくれとるよ」
みんな愛情をいっぱい注いでもらって育っているんですね。
帰るまでの時間…
「だーるまさんが、こーろんだっ!」
「見て見て、かえるがいたよ」
「ただいまー」 幼稚園に帰ってきました。
お部屋の前まで年少さんを見送るやさしい年長さんの姿が見られました。
「みかん狩り、楽しかったね」
「バイバイー、タッチ!」
みかん狩りのあとは…
楽しかったみかん狩りを思い出しながら、
みかんスタンプでペッタンペッタン!
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004