3月14日、お別れ遠足。
年中さんは春の足音が聞こえ始めた、八幡山へ行きました。
今日はぽかぽかいい天気!
やわらかな春の日ざしを浴びながら、てくてく歩きます。
陽気に誘われて、つくしもにょきっ!
てっぺんまでの石段は緑がいっぱいでとっても気持ちいい。
いちに、いちに!
「ちょっと、休憩しよう」
それぞれのペースで…
「さあ、あとすこし!」
山頂に着いて飲むお茶ののど越しは最高です。
「わ〜、きれい〜」
「あっ、海に大きな船!」「ぼくが住んでるマンションだ」
色々な発見が楽しい見晴台。
森への入り口にて…
「わ〜、くらいね」「こわくないかな」「一緒に行こう」
一歩先へと進むことができるのは友達の力!
斜面には落ち葉がいっぱい。
気をつけないと…
「うわー!」
このとおり、すべってしまいます。
しかし、足下にだけ気をとられると…
「わっ、葉っぱ!」
そ〜っと、そ〜っと。
「手をつないでいこう」
斜面を歩くのはなかなか大変。
なだらかなところまでやってきました。
「ふ〜」
心踊るものにたくさん出会える森のなか。
木のかけらを拾って…
「これ、恐竜の手みたい。ほら、爪がとがっているよ」
落ち葉、ひらひら〜!
子ども達を惹きつける落ち葉の感触、におい…
いっぱい集めて…
「落ち葉のおふとん」
「ぼく、コアラ!」
木にまたがって、前へ前へ。
「どこまで行けるかな?」
自分の力を試しながら、チャレンジ精神も芽生える園外保育。
木に触れるとホッと安心するのはなぜでしょうか。
もっと探検してみよう。
がけすべりも楽しそう。
「わー!」
根っこをつかんで果敢に登る!
「私の手につかまって」「わ〜、だめだ〜」
みんな真っ黒になりながら、豪快に開放感いっぱいで遊んでいます。
どんぐりは子ども達の宝物。
広場でもおいかけっこをしたり、はないちもんめをしたり…
年中さんになって1年…みんなすっかりなかよしです。
お弁当の時間になりました。
「一緒に食べよう」
年中さん最後のお弁当の時間。
お話にも花が咲きます。
食後はお菓子タイム!
「このラムネ、ピーって音がするよ」 「このお菓子はすっぱいんよ」
おや?ゴ〜っと大きな音。
「あっ、ヘリコプターや!」「おーい!」
いつものように帰りは坂道から。
自然のなかでたくさんのことを吸収した経験は心や体の奥深くまでしみこみ、
生涯にわたる生きる糧になるのではないでしょうか。
帰り道でも見つけた、春!
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004