5月の園内の様子です。
新しい環境に慣れ始め、それぞれ自分から好きな
遊びを見つけて、遊べるようになってきました。
お友達の輪も少しずつ、広がっているようです。
ヤクルトカップを長くつないで…
何を作っているのかな?
色とりどりに咲き、みんなの目を楽しませてくれた
チューリップのお花が終わりを迎えました。
5月上旬、土を掘って球根を取り出しました。
「球根はどこだどこだ。あ、出てきたー」「わ、ミミズも!」
球根はおうちに持って帰ります。
「秋に、おうちで植えてみてくださいね」
そして、別の日…
年長さんが野菜の苗とあさがおの種を植えました。
まずは、プランターに土を入れます。
「一緒に運ぼう」
みんなで力を合わせながら…
「ぼくたちはきゅうりをうえたよ」「わたしは枝豆」
「おいしくできますように」と思いを込めて植えました。
天気のいい日は、こうしてみんなで体操をすることもあります。
おいしい空気をいっぱいに吸い込みながら、体を動かすのって
本当に気持ちがいいんです。
年少さんも手足を伸ばしたり、ジャンプをしたり…
体を動かす心地よさを存分に味わいます。
「メダカが死んでしまったけん、お墓をつくってあげよう」
小さな生き物とのお別れを通して「いのち」を学びます。
そして‥
消える命もあれば、生まれる命も!
ある日、メダカが水草に卵を産み付けました。
そのままにしておくとメダカが食べてしまうので、別の容器に
移してあげました。「卵がかえって赤ちゃんメダカが生まれるといいね」
「今日はかしわもちのお土産がありますよ。
おうちに持って帰って食べてね」「ありがとう!」
かしわ餅には子孫繁栄の意味があり、端午の節句に食べると
縁起が良いといわれています。
そして、数日後…
「ぼく、かしわ餅、作っているよ」
「ほら、できた!」
何事もすぐに吸収し、遊びで表現するみどりっ子です。
お友達と一緒にコツコツと…
こんなにたくさんおだんごができました。
雨上がりの園庭はとっても魅力的。
どろんこあそびに興じるうさぎぐみさん。
最初は恐る恐るでも、みんなと一緒だと…ほら、もうどろんこの虜です。
こちらでは土に水を入れて練って練って、たくさんのどろんこを作りました。
ぐちゃぐちゃ、ぺちゃぺちゃ、ぬるぬる。
様々な感触・感覚をどろあそびを通して味わいます。
季節はずれの雪だるまも静かに完成。
「手作りの絵本を作っているよ」
「お話も自分で考えたよ」
年長さんが積木で階段作りに挑戦。
友達とアイデアを出し合いながら、遊びは展開されます。
こちらは組み立てた積木にビー玉を転がして遊んでいます。
「こっちの高さをこう合わせて…」
こうした立体的な遊びを通して、空間を認識する力が育ちます。
年中さんも真剣真剣。
手先に神経を集中させて、そ〜っとバランスを保ちながら…
「ねえ、何描きよん?」
「たけのこ掘りに行った時の絵よ」
「一緒にお絵描きしよう」
友達と会話をしながら描くのも、また楽しい。
部屋の片隅にある絵本コーナーはホッとできるスペースです。
お友達とのんびり絵本タイムです。
しゃぼん玉遊びをしました。
ゆっくり優しく息を吹いて…「ふくらんだ!」
ふー!
「わっ、しゃぼん玉が合体した」
高いところから飛ばすのも気持ちがいいですね。
砂場に川を作って、丸太をかけて、その上を渡ってみよう。
「おっとっとー、やったー渡れた!」
園庭には子ども達の好奇心をくすぐる発見もいっぱい。
「ねえ先生、来て来て、これ何?」
「これは樹液と言って、かぶとむしやくわがたむしが好きな食べ物なんよ」
「へ〜、かぶとむし、くるといいなあ」
こちらでは…
「黄色い模様のてんとうむしをみつけたよ」
この季節、てんとうむしもよくやってきますね。
「かわいいねえ」
「ほらほら、あそこ見て」
「蛾!」
みんなで床にぺたーん!「ああ、いい気持ち」
さわやかな風が吹き抜けるデッキはついつい寝そべってみたくなりますね。
最後に5月ならではのワンショット。
こいのぼりがいっぱい!
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004