夏だ、海だ、貝がら拾いだ。
年少さんが桜井海岸に行きました。
バスに乗って、出発です。
「ぼく、この道よくドライブで走るよ」「あ、ここ買い物に来たことある」
車窓に流れる景色を眺めながら、会話が弾みます。
窓いっぱいに迫る大型トレーラーにびっくり!
「わ〜、おおきい!」「タイヤもいっぱい」
左窓に松林と海が見えたら、桜井海岸に到着です。
バスを降りて…
みんな心弾ませてとびはねるように浜辺へ!
「わ〜、海きれいー」
果てしなく広がる海に心も一気に開放的になります。
砂浜には貝がらがいっぱい。「一緒に拾おうよ」
みんな夢中になって拾っています。
「ほーら、きれいな貝がらみつけたよ!」
「見て、先生もこんな貝がら拾ったよ」
職場体験で園を訪れている中学生も一緒に…
「この貝がらは穴が開いとるよ」
「これはかたつむりみたい」
色々な形や色の貝がらがありました。
こんな遊び方もあります。
「カスタネットみたいな音がするよ」
貝がらをたたき合わせて…タンタンタン!
そして…
浜辺にあるのは、貝がらだけではありません。
「わー、ヒトデ!」「お星さまみたいな形や」
「でも、動かんねえ」
「絵本にのっていたものと、同じもの見つけた」
ほら、いかのこうです。
こんな骨だって見つけることができます。
「トゲトゲ〜」 みんな興味津々!
「う〜ん、これはなんだ?」
そう、カニのツメです。
「わかめ、におってごらん」
磯の香りがプ〜ン。
「いいもの、みーつけた」
波にもまれ砂に削られ角が丸くなったビンのかけらは宝石のよう。
「ハートみたいな形だよ」
お皿のかけらもありました。
どこからか木も流れ着いています。
砂浜って色々なものがあって、ほんと不思議だね。
波打ち際も魅力ある遊び場です。
ざぶーん、しゅわ〜と耳に心地いい潮騒の音。
「わ、ぬれちゃう!」
「お砂で遊ぼうよ」
お昼が近づきました。さあ、それでは幼稚園に帰りましょう。
「ここ、のぼれるかな?」と、敢えて高いところに挑戦する姿も見られます。
「すべり台みたい」 「先生、手を持って」
「海、ありがとう。バイバイ〜」
拾って帰った貝がらは、後日製作で使う予定です。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004