3月15日、お別れ遠足。
年中さんは八幡山へ行きました。
春うらら、ウキウキするようなお天気です。
「あっ、ロードローラー!」「おおきいね」
「さくら、みーつけた!」
確実に季節は冬から春へ移ろいでいるようです。
沿道の田んぼには、ほら、れんげも咲いています。
「かわいいねえ」
野菜畑にも興味津々。
「あれはブロッコリーかな」
白菜やキャベツもありました。
「わっ、きのこ」
なずなやたんぽぽなどの草花にも出会うことができました。
何の草か分からない時はポケット図鑑が便利ですね。
八幡山へ向かう参道は緑豊か。
木漏れ日がきらめいています。
切りとおしでは木の根っこを見ることができます。
息弾ませて、ゴールです。
「うわあ、きれーい」「こんなに高いところまで登ったんやね」
「しまなみ海道が見えたよ」
「あっ、どんぐり!」
無心になって拾い集めています。
「こんなに拾ったよ」
宝物のようにそっと見せてくれました。
他にも、南天の実を愛でたり、ゼンマイを見つけたり…
八幡山は自然の宝庫です。
がさがさと落ち葉を踏みしめて、山の中へ分け入ります。
「おっとっとっ」
「ここ降りれるかな」
自分の力を試しています。
「がけのぼりは大変だあ」とみんな必死の形相。
枝を杖代わりにしたり、木の根をつかんだり工夫しながら登っています。
時には友達同士助け合ったり…
登りきった時の達成感は得も言われぬものがあり、何度もトライしていました。
「いっぽん橋、渡ろう」
遊びながら様々な身体能力が身につきます。
いっぱい体を動かしたのでお腹が空いてきました。
それではお弁当をいただきます。
「どんなお菓子?見せて」
おいしいものを食べたら再びパワーがみなぎりました。
「だるまさんがころんだ」で遊ぼう。
森の小道を「いちに、いちに!」
帰りみち…
ふと、空を見上げると…
「あ、おつきさま!」 「ひこうき!」
健気に咲くつくしに春を感じます。
以上、年中さんのお別れ遠足でした。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004