5月13日、
年長さんと年中さんが八幡山へ園外保育に行きました。
台風一過…
風は残りましたが、見事な快晴です。
年長さんと年中さんが手をつないで、いざ、八幡山へ。
「麦が揺れよるー」
黄金色に光る一面の麦畑。風を受けて、波打っています。
黄菖蒲咲く坂道です。
陽を浴びて、若葉がキラキラ輝いています。
清々しい緑のトンネルをとっとこ、とっとこ。
「道の上に笹の葉がいっぱい」
昨日の台風で落ちたのかな?
すべらないように気をつけながら…
かさかさかさ!
「いい音!」
ゴーゴーと頭上から唸るような風の音が聞こえます。
「てっぺんはまだかな?」
年長さんと一緒だから、年中さんもよく歩くことができました。
「見て、途中の道で見つけたよ」
園から歩くこと30分、山頂に着きました。
「のどが渇いたあ…お茶を飲もう」とゴクゴクゴク!
山登りの後に飲む冷たいお茶は最高のおいしさです。
こちらは山頂に鎮座する石清水八幡神社です。
山の守り神に「あそばせてください」と手を合わせます。
市内が一望できる見晴台。息をのむ絶景です。
「イオンだ」「え、どこどこ?」「ほらあそこ、赤い看板」「あ、ほんと」
「しまなみ海道も見えた」「ぼくんちはどこだ?」
森の中はとっても静か。
「あら、木が道を通せんぼ」
「くぐっていこう」
「またいでいこう」
山のすべり台へGo!
「わあ、すべる〜」
すべったら登ろう。
木の根っこをつかみながら…
「あらららら〜、すべっちゃう〜」
「わたしの手につかまって!」
みんな、のぼる、のぼる!
気がつけば、ほら、このとおり。
木の枝をいっぱい集めて…「おうちをつくっているよ」
「この木で支えよう」と気分は大工さん。
「玄関はここにしようかな」
木の実拾いも楽しむことができました。
たくさん遊んでお腹がぺこぺこ。
今日は暑いから木陰でお弁当を食べましょう。
おうちの方の愛情あふれるお弁当に、ほっこり。
「わっ、私が落としたとうもろこしをアリが運びよる」
「どこどこ?」「ほら、あそこ!」「アリって力持ち〜」
お弁当が終わったら、帰るまでの時間、
もう一回遊ぼう。
「みんな〜、幼稚園に帰るから集まってね」
豊かな自然の中で五感をフル回転させて遊んだ春の一日でした。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004