水に触れることが多くなる季節を迎え、
年中さんがダムの見学に出かけました。
毎日の生活に水は欠かせません。
料理にお風呂、お手洗い…そう、遊びにもなくてはなりませんね。
「じゃあ、この水はどこからくるの?」
はじまりは雨。
では、水の道すじを少したどってみましょう。
…ということで、今治市の水がめ、玉川ダムへ行くことになりました。
車窓に流れるのは蒼社川、この川を遡ったところにダムはあります。
山道を縫うように走り、にわかに人家が減ってきた頃…
左窓にダムが現れます!
ダム上流にまたがる橋を渡ります。
「山に降った雨がこの川に流れてダムにいくんだよ」
バスを降りて、ダムを目指します。
案内板の地図に足を止めます。
「ダム湖はこんな形をしているよ」
「これからこっちに行きますよ」と担任が説明。
こういうの見るのって楽しいんだよね。
美しい並木道。
「あ、ダム!」
木立の間からダム湖が見え隠れ。
湖畔の公園に着きました。
こちらではダム湖全体の優美な姿を見晴るかすことができます。
梅雨を迎え、たっぷりの水が蓄えられています。
「このお水がおうちや幼稚園に来ているんだ」と感慨深げ。
お花を摘むのもまた楽しい。
再びバスに乗って、ダムの堰堤部分にやってきました。
こちらで水の量を調整して川に流しています。
ダム全体の水をドンと受け止める堰堤の姿は力強く迫力満点!
ダム見学を堪能し、帰路に就きます。
堰堤の道からの眺めは、また圧巻。
水の旅を少し追うことができ、それぞれが水について
何か感じるものがあったのではないでしょうか。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004