みかんがおいしい季節を迎えて…
11月5日、みかん狩りへ行きました。
年少さんは年長さんに手をつないでもらってみかん山へ向かいます。
はじめての道もこれなら心丈夫ですね。
「みかん、いっぱいとるぞ」と意気込み十分の子ども達。
「それじゃあ、いってきまーす」
みかん狩りは行く道中がまた楽しい。
コスモスの咲く道です。
お日様を見ながらにっこりとほほ笑んでいるようです。
みかん山は二つの山を越えたところにあります。
まずはひと山目。この辺りより坂が急になります。
空は青く天高く…いいお天気に恵まれました。
坂道ではお地蔵さんと出会うことができます。
道中、秋も色々と見つけることができます。
「あ、カキ!」
「食べたいな」 「川に落ちとる。もったいないね」
さざんか、さざんか、さいたみち♪
「また、おじぞうさん」
少し足を止めてみましょう。
鳥越地蔵と言います。
こちらのお地蔵さんはなんでも願いを叶えてくれると言われています。
手をあわせて…
みんなどんなお願いをしたのかな?
下り坂になりました。
リズムよく、とっとこ、とっとこ。
♪ひとやまこえて、ふたやまこえて♪
と、わらべうたを口ずさみながら…
「ぎゃっ、太いミミズ」
「わんわん!」
「おーい」
ふた山目の登り坂です。
「あ、かたつむり」「かわいい」
「この辺がかたつむりさんのおうちだから見るだけにしてあげよう」
こんな急な坂道もあります。
お友達と一緒だといつもより長く歩けるから不思議だね。
少し山を下ったところにみかん山はあります。
さあ、それではみかん狩りを楽しみましょう。
太陽の光を浴びて、輝くみかん。
どの木にもたわわに実がついています。
「お〜い、ここここ!」
甘いみかんに囲まれて幸せいっぱい。
「どの、みかんにしようかな」
「大きいのがいいかな。小さいのがいいかな?」
「よし、これにしよう」
くるくるまわして…
「ほら、とれたよー」
「ジャーン、ヘタの上がカタカナの“イ”」
もぎたてみかんを早速試食。
甘くて少し酸味があって、ジューシーでフレッシュで。
「おいしい!」
「見て、上手にむけるでしょ」 「つきささったよ」
袋に10個入れておうちに持って帰ります。
「1・2・3・・・10個集まったよ」
うさぎぐみさんもたくさんのみかんににっこり。
時計を見るとお昼前。
山の上の広場でお弁当をいただきます。
お友達と一緒に、ぱくぱくもぐもぐ。
暖かな日だまりのもと、和やかな時間が流れます。
帰るまでの時間。
「だーるまさんがこーろんだ!」
さあ、幼稚園に帰りましょう。
歩いて40分の道のり。みんなよく歩き通しましたね。
その後の幼稚園。
「なにしているの?」
一人また一人と集まってきました。
「あ、みかん」「食べていい?」
「どうぞ。この前のみかん狩りのみかんですよ」
「わたし、みかん、だいすき」
お庭で、またお部屋で…
ほっこり楽しいみかんタイムを楽しんでいます。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004