10月下旬、
まつぼっくり拾いに出かけた年少さんです。
園からバスに揺られて15分。
志島ケ原に着きました。
とことこと松林に分け入る子ども達。
「わあ、まつぼっくりがいっぱい!」
このとおり、無数のまつぼっくりがころころと落ちています。
松に目を向けると…
「あ、木にもいっぱいついとる」
早速、まつぼっくり拾いに夢中です。
「あった、あった」
たくさんのまつぼっくりに嬉しさいっぱいの子ども達。
3人なかよく…
「まつぼっくり、ひろったよ」
「持ちきれない!」「小さいまつぼっくりもかわいいね」
笠が開いたまつぼっくりと開いていないまつぼっくり。
「どっちが大きいかな?背くらべしよう」
「拾ったら、このかごに入れてね」
「かご、いっぱいになったよ」
「一緒に持とうか?」
「いや、ひとりで持てるけんいいよ」
「ポケットの中、見せてあげる」
「おみやげよ」
ゴツゴツと力強い松の肌。
ついつい触りたくなります。
「この松、ふたつに別れとる」
松と松の間を通り抜けるのに挑戦していました。
登るのにも挑戦。
手足に力をいれて…「う〜ん、どこまでいけるかなあ」
そしてこちらは、松の葉の引き相撲。
葉を交差させ、引っ張り合い、切れたら負け。
「やったー、ぼくの勝ち!」
大切に伝えていきたい自然の遊びです。
枯れた松の穴をのぞき込んでいます。
「こんにちはー」「だれかいませんかー?」
松を見上げて…
「わっ、くも!」
糸の上をせわしなくあっちに行ったり、こっちに行ったり。
まるで忍者みたい。
こおろぎ発見。
「ほら、ぼく、さわれるよ」「ちろちろりんって鳴かないかなあ」
秋を感じるすすきもありました。
地面にお絵描きもまた楽しい。
広い松林の中を駆けるのも気分爽快。
「みんな、幼稚園に帰るから集まってね」
拾ったまつぼっくりは園に持って帰って製作遊びで使います。
松の木さん、今年もたくさんのまつぼっくりを落としてくれてありがとう。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004