子ども達は絵本が大好き。
絵本には喜びと幸せがいっぱい詰まっています。
そんな絵本の世界をちょっとのぞいてみましょう。
子どもの健やかな成長において絵本は欠かせません。
園文庫には、それぞれの子どもの興味・関心に応えられるよう、物語絵本はもちろん、
植物・昆虫・乗り物・言葉遊び・体についてなど様々な絵本が収められています。
このお部屋は常時開放し、子ども達がいつでも来て見ることができます。
「さあ、何を見ようかな。これがおもしろそう」
絵本の中で、喜んだり、悲しんだり・・・
様々な感情を経験することで、豊かな感性や想像力が育まれます。
幼児期は、学習より感じる心を育てることが大切です。
絵本で心に栄養を。
恐竜好きの男の子が恐竜絵本を集めてきました。
「これはティラノサウルスでこっちはプテラノドンだよ」
学年を超えて、乗り物好きの子が集まって、乗り物談義。
このように、園文庫では絵本を仲立ちとして異年齢の交流も図られています。
「ねえ先生、この絵本読んで!」
ひとり静かに見るのもまた楽しい。
園で飼っているカブトムシの幼虫と、カブトムシの絵本を見比べながら・・・
「へえ〜、幼虫ってこうやってカブトムシになるんやあ」
子ども達は不思議・発見・驚きが大好きです。
園庭で見つけた虫を持ってきて、その虫の生態や食べ物
飼い方などを絵本で調べる姿も見られます。
良質の科学絵本は、好奇心旺盛な子ども達の知りたい欲求を満足させてくれ、
科学する心の芽を大きく伸ばしてくれます。
みどり幼稚園では、すべての保育室に小さな絵本のスペースを設けています。
その時々の子ども達の興味があるものや
季節の絵本などを担任が選んで置いています。
お部屋の隅っこにあるので、落ち着いて見ることができます。
クラスのみんなと絵本の時間。
お友達と絵本の世界を一緒に旅して、お話を共有・共感できるのは、
集団生活ならではの楽しみです。
絵本を通して親子で心のスキンシップを図って欲しいとの
願いから、毎週金曜日に貸出を行なっています。
「どれ借りる?」「ぼくはこれにしようかな」
借りる絵本が決まったら、貸出カードに題名を書いておうちに持って帰ります。
先生と見た、またお友達と見た、幼稚園のにおいがいっぱい詰まった絵本。
園から借りて帰る絵本には、本屋さんで買ってもらう絵本とはまた違った
意味と喜びがあります。
ぜひ親子で絵本の世界を楽しんでください。
子ども達にとって、大好きなお父さん・お母さんのお膝の上で読んでもらう絵本の
時間は、愛に満たされた最高に幸せな時間。生涯にわたっての心の財産になりますよ。
梅雨入りしました。雨を楽しむ絵本もほら、色々とあります。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004