6月11日、
水に親しむ季節を迎え、年中さんがダムの見学に行きました。
「さあ、今からダムを見に行きますよ」
出発前、担任からダムについてのお話があります。
バスに乗って一路、玉川ダムへ。
「川が見えたー」「この川の名前知ってる?」「蒼社川!」
この川をさかのぼったところにダムがあります。
「水ってどんな時に使うかな?」との問いかけに
「お風呂」「トイレ」などの答えの他に
「火事の時に消す!」「コーヒー淹れるときに使う」「お茶も!」
等々、たくさんの声が返ってきました。
山道をずんずん走って・・・
「ダムが見えた!」
ダムに到着、バスを降りました。
「あ、きれいなお花」
マーガレットとアザミ・・・
園内では見ることができないお花が、可憐に咲いています。
ダムの案内板を見ています。
「みんな、今はここにいるよ。これからこっちに行くからね」
少し歩いて、ダムの湖畔にたたずむ公園に降りてきました。
「わ〜、お水がいっぱい」「広いねえ」
「幼稚園で使っているお水はここから来ているよ」
満々と水をたたえたダムに驚きの子ども達。
「見てあそこ、ボート!」
「先生の浮き輪、いいなあ」
再びバスに乗り今度は反対側の堰堤へ。
ここでダムの水をせき止めて、川に流れる水の量を調整しています。
迫力ある光景にみんな圧倒されます。
さあ、それでは幼稚園に帰りましょう。
車窓に流れる川は行きで見たものと同じですが、ダムを見学したあとでは、
また違った見方ができます。
「蒼社川、バイバイ〜」
園に帰ってきました。蛇口をひねって・・・
「このお水、ダムから来ているんやね」
「幼稚園とダムはつながっているんやね」
次の日、ダムについてのイラストと写真をデッキに貼りました。
蛇口をひねるとあたりまえのように出る水ですが、その水の道すじを知ることで
水についての興味と関心が深まり、またありがたさを認識した子ども達。
たくさん水を使っているお友達に「水出しすぎよ、ダムのお水がなくなるよ」という
声も聞こえてきました。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004