まつぼっくり拾いに行きました。
年少さんが、桜井・志島ヶ原へ製作で使うまつぼっくりを拾いに行きました。
汽車ポッポバスに乗って、向かいます。
汽車ポッポバスが初めての子もいっぱい。みんなワクワク乗り込みます。
出発進行!
「あっ、さいさいきて屋や」「ぼく、ここに買い物に来たことあるよ」
「わたしのおうちが見えたよ」「救急車がきた」
など、流れる車窓は発見の連続です。
「踏切や〜」
「電車来ないかなあ・・・」
右手には「松がいっぱい」、左手には「海が見えた」
さあ、まもなく到着です。
バスを降りて松林の中へ。
てくてくてく。
「わあ、大きい〜」
こんな巨大な松の木がみんなをお出迎え。
松を見上げて・・・
「みんな見てごらん、これが松の木。
この木の上にまつぼっくりができて、下に落ちてくるんよ」
と、担任が説明します。
「あっ、ほんとや。あそこにまつぼっくりがくっついとる」
地面にはたくさんのまつぼっくりが落ちています。
「あった、あった!」と夢中になって拾う子ども達。
あっちにもこっちにも!
「みて、まつぼっくり!」
「こんなに拾ったよ」「私も見て、ほ〜ら」
お友達同士見せあっていますよ。
「向こうにもいっぱいあったよー」
両手いっぱいに抱えて走ってきました。
手にいっぱい、カゴにもいっぱい。
「かごに入らんなったねえ」
「こっちの袋に入れよ」 コロコロコロ〜
志島ヶ原にあるものはまつぼっくりだけではありません。
「見てあそこ、きのこ!」
「きのこは毒があるものもあるから見るだけにしようね」
松の葉を触ってみました。
チクッ、「わっ、痛い」
松のトゲの先は痛いということを体得しました。
枯れた木に空いた大きな穴をのぞき込んでいます。
「わあ、真っ暗〜」「妖怪が見えた!」とのつぶやきがありました。
こちら、木のウロを見て・・・
「リスさんおらんね」「お出かけ中なんかなあ・・」
と、会話が聞こえてきました。
ぐねっと曲がった枝を拾って・・・
「見てこの木、積み木の「つ」の形になっとるよ」
楽しい発見がいっぱいの松林です。
松林の前にある海岸で少し遊んで帰りましょう。
青く輝く海が視界いっぱいに広がります。
ザブン、ザブンと打ち寄せる波と遊んでいます。
「ヤッホー!」
どこまでも続く海の景色に開放感でいっぱいです。
山も作って遊びました。
「砂、サラサラやね」
園の砂場の砂とはまた違った感触です。
デコボコの流木がありました。
「なんか、怪獣みたーい」
想像や見立てを楽しむことは、子ども達の得意とするところですね。
「みてー、貝がらを拾ったよ」
まつぼっくり拾いの次は貝がら拾いが展開されています。
子ども達はこうした自然物を拾い集めることが大好きです。
「この貝、耳みたい」
「面白い音がするよ」 カシャカシャ♪
貝がらをこすり合わせるといい音がすることを発見しました。
海あり、山あり・・
恵まれた自然の中でたくさんの体験を通して成長するみどりっ子。
こうした環境で保育が出来ることに感謝し、後世のため、いつまでも
この自然が続くように守ることが今を生きている私達大人の責務です。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004