晩秋の八幡山へ
11月20日、
深まりゆく秋の八幡山へ園外保育に出かけた年中さんです。
今日はビュービューと声を上げ、木枯らしが吹いています。
風の音を楽しみながら山のてっぺんを目指します。
「どんぐりをたくさん拾おう」
と胸高鳴らせ、元気に突き進む子ども達です。
山の中に入ると、風の音がビュービューからゴーゴーにかわりました。
音はすごいけど、木々に守られ風をあまり感じなくなりました。
木の梢が風に揺らされ、時折、ハラハラと葉が舞い落ちてきます。
♪どんぐりころころ、どんぶりこ♪
童謡を口ずさみながら歩いています。
参道に入ると、どんぐりがたくさん!
「うわあ、どんぐりがいっぱい落ちとる〜」
「帽子つきどんぐり発見」「赤ちゃんどんぐり、かわいいね」
「ほら、いっぱい拾ったよ」と、喜びいっぱいの子ども達。
「袋の中、見せてあげる」
「どんぐりから芽が出よる〜」
「ハリネズミみたい」
「チョコのお菓子に見えるね」
どんぐり拾いを楽しみながら、山頂まで登ってきました。
「イオンが見えた」「海まで見えるね」
目を皿にして、眺望を楽しんでいます。
薄暗い森の中はちょっと神秘的。
ガサゴソと落ち葉を踏みしめ、山の小道を散策します。
ガケすべりで盛り上がっています。
「う〜ん、すべれるかなあ・・挑戦してみよう」
と、自分の力を試しながらのガケすべり。
「このツルをつかむと大丈夫かな・・」
「やったあ、すべれた、もう1回しよう!」
たくさん遊びました。それでは園に帰りましょう。
「遊ばせてくれてありがとう」「どんぐりもありがとう」
この山を守る神社に手を合わせてお礼を言います。
風が吹きすさび、絶好のお散歩日和という日ではありませ
んでしたが、風の日ならではの発見がたくさんありました。
様々な自然体験を通して、センスオブワンダー(自然の神秘さ
や不思議に目を見張る感性)を磨いて欲しいと思います。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004