玉川ダムへ見学に行きました。
暖かくなり水遊びをしたり、梅雨に入って雨が降ったりと
水に接する機会が多くなるこの季節。
「水について興味を深めよう!」とダムへ見学に出かけた
年中さんの様子です。
6月7日、みんなウキウキと園バスに乗って幼稚園を出発。
「あっ、川だ」 蒼社川をさかのぼります。
「楽しみやね」
「みんな、お水はどんなときに使ってる?」との担任の問いかけに
「お風呂」「お料理」「トイレ」「プール」色々と答えが返ってきました。
「みて、田んぼにお水がいっぱい!」「田植えにもお水をたくさん使っているね」
水についての会話を楽しみながら、国道をぐんぐん上がると・・・
玉川ダムが見えました!
さあ、奥の広場にバスを止めて、見学へ。
爽やかな桜並木を歩きます。
坂道を降りると、満々と水をたたえたダム湖が姿を表しました。
視界いっぱいに広がる湖に歓声が上がります。
「山奥に降った雨が川を流れて、このダムに集まっているんだよ」
「大きいね」「どこまで続いているのかな」
再びバスに乗って、今度はゲート側に向かいます。
「うわ〜、すごい」
ここがダムと川の境目です。
バスを降りて、見学をします。
迫力ある光景に、食い入るように見入る子ども達です。
「あそこの大きな壁で水をせき止めているんだよ」
虫大好きのみどりっ子。ダムでも目ざとく見つけます。
「みて、アリが死んだハチを運びよる!」
1匹のアリが自分の体よりも大きいハチを運んでいますよ。
山のアリは力もちです。
ダム見学を堪能した子ども達。「さて、そろそろ幼稚園に帰りましょう」
「ただいま〜」園に戻って早速水道の蛇口をひねります。
「このお水、さっきのダムからきているんやね」と感慨ひとしおです。
水について知ることで、水のありがたさや大切さを分かってきた子ども達でした。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004