クッキーパーティーをしました。
3月、
年中さんがクッキー作りを体験しました。
朝、担任からのメッセージボードにクッキー作りの
お知らせが書かれています。
今日は待ちに待ったクッキーパーティーの日です!
「うわあ、楽しみ〜」
さあ、まず手を洗って、エプロンと三角巾をつけましょう。
友達と協力しながら・・・
壁に貼られた作り方の手順を確認しながら行います。
「最初は、ボウルにたまご・砂糖・バター・牛乳を入れてよく混ぜる、だって」
「ぼく、たまご割りたいな」
トントン、パリン、「やったー」大成功です。
「こぼさないように・・・」
ボウルに材料を入れたら、クルクル混ぜます。
「ぼく、ボウルが動かないように持っとくね」
混ぜ終わったら・・・
小麦粉を入れます。
それから、生地をこねます。
ぷにゅぷにゅ、ふわふわ 「おもしろーい」
くんくん、ふんふん、
「いいにおい」
生地が完成しました。
手に生地がくっつかないように、小麦粉をつけます。「サラサラ〜」
「「おおかみと7ひきのこやぎ」のおおかみみたい」「こやぎ、だませるかな?」
「ねえ先生、おもちつきの時も手に粉をつけたよね」
「そうだったね。おもちつきの時は餅とり粉という粉で、これは小麦粉だよ」
担任から生地が分けられました。
それぞれ、好きな形のクッキーを作ります。
「どんな形にしようかな」
まるめたり、のばしたり、くっつけたり・・・
日頃の粘土遊びで培われた技術がいかんなく発揮されています。
「ハートの形を作ってみよう」「見て、でんでんむし」
みんな目をキラキラ輝かせながら、作っています。
「ねえ、どんなのができた?」とお友達のクッキーも気になるところです。
テーブルに敷いていたラップの後片付けも率先して行なっています。
別のクラスのお友達がのぞいています。
「クッキー作りしてるんやね」
みんな、クッキーを丸めることができました。
それでは鉄板にのせて、オーブンに入れて・・・
170度で30分に設定をして・・・
「スイッチオン!」
みんな期待に満ちた目でオーブンの中をのぞいています。
「まだかな、まだかな」
徐々にいいにおいが漂いはじめました。
「おいしいクッキーができあがりますように」
焼きあがるまでの時間、お友達とよもやま話をしながら待つ様子も見られます。
「昨日、大きな地震があったね」「びっくりしたねえ」
「お父さんが私の体を守ってくれたよ」
「ぼくはゆっくり絵本を見ながら待とうっと」
さあ、もうすぐ焼き上がりの時間です。
「あと1分27秒」
最後はみんなでカウントダウンをしました。
「3、2、1、0! かんせーい!」
ほ〜ら、おいしそうに焼き上がりましたよ。
動物クッキー、電車クッキー、ダイヤクッキー、へびクッキーなどなど!
子ども達の夢にあふれたクッキー達。
クッキーのまわりに集まって・・・
「これがわたしのクッキーだよ」
みんなにんまり嬉しそうに見入っています。
「いただきます」
モグモグモグ
「うん、おいしい!」「何か食べるのもったいけど食べちゃおう」
パクッ!
温かいミルクティーを飲みながら・・・
笑顔いっぱいの楽しいクッキーパーティーです。
そしてー、
絵本でもクッキーの世界を味わいましたよ。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004