秋の八幡山へ
秋色が日毎に深まる季節になりました。
10月26日、年長さんが八幡山まで園外保育に出かけました。
清水地区のパワースポット、八幡山を目指して、てくてく歩きます。
稲刈りが終わった田んぼに秋を感じながら・・・
「あ、カラスがいっぱい」
「おりがみがヒラヒラしているみたいやね」
木々に囲まれた薄暗い石段を登って頂上へ。
登るなり、みんなが最初に飛びつくのが、こちら。
目を皿にして、眼下に広がる眺望を楽しみます。
天高く、青く透き通った空が爽快です。
来島海峡大橋から瀬戸内海までよく見渡すことができました。
みんな、思い思いに遊びます。
♪かごめ、かごめ〜♪
しんと静まり返ったなかにも、木々や生き物のエネルギーを感じる森のなか。
みんな、ワクワク冒険気分です。
秋・山とくれば、どんぐり探し。
「あった、あった!」
小ぶりでかわいいどんぐりがほら、こんなに。
「みて、こんなところにあがったよ」
ポトンとつぶれた柿が落ちています。
「柿の木なんてないのに、どうしたのかな?」
「カラスが落としたんじゃない?」となかなか鋭い見解を述べる子もいました。
斜面では、がけ登り遊びが盛り上がっています。
「この木につかまって!」と誰かが木を持ってきました。
道具を見つけて、使えることを予想して、利用する・・・
こうしたことが生きる術・知恵を育てます。
自然のなかで大きく成長する子ども達です。
虫探しに夢中の子もいます。
「テントウムシとカマキリだよ」
落ちていた枝を顔に当てて・・・
「みて、クワガタの角!」「ぼくは、カブトムシ」
と、見立てて楽しむ姿も見られました。
12時が近づいたところで、お弁当の時間です。
自然に包まれて食べるお弁当の味は抜群です。
緑いっぱいの坂道から帰路につきます。
とても楽しい八幡山。ぜひ、家族でも訪れてみてください。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004