収穫の秋を迎えました。
収穫の秋を迎えて、栗拾いとさつまいも掘りに行きました。
10月12日、栗拾いに出かけた年長さん。
玉川町の山里には、秋を感じるうろこ雲が浮かんでいます。
細い山道を登り、栗山に着きました。
去年に比べると少なめですが、あちらこちらに茶色く熟したイガイガ栗が落ちています。
「あった、あった!」
イガイガに当たらないように、スコップや足を使って慎重に栗を取り出します。
こうしたひとつひとつの実体験が、生きる知恵と力を育てます。
「ほら、みてみて、とれたよ。」
そして、こちらも、
「コオロギがいたよ。」
さあ、採ってかえった栗は早速その日のお昼にお料理しました。
♪おおきなくりのきのしたで♪
歌ったり、おしゃべりしたりしながら、園庭で栗を湯がきます。
湯がけた栗は・・・
みんなの目の前で切ります。
「う〜ん、早く食べたいよ〜。」
お待たせしました。
「さあ、どうぞ。」
ホクホクととてもおいしかったです。
小さい組さんと中組さんにもおすそ分け。
自分達の手で採って、すぐ食べて。 これに勝る味はありませんね。
さて、ここからはさつまいも掘りの様子です。
10月19日・20日・22日と3日間に分けて行きました。
トコトコと田んぼの中の一本道を歩いておいも畑へ向かいます。
畑に着きました。
縦横無尽に走るツルとツルの間を分け入って・・
おいも掘りの始まりです。
「うんとこしょ、どっこいしょ!」
絵本「おおきなかぶ」のごとく、みんなで引っ張ります。
ツルを抜いたら、土を掘っておいもを探します。
みんなで一緒に・・
目下、ひとりで奮闘中。
「ぼくはひとりで掘るけん、手伝わなくていいよ。」
年長さんは入園して3度目のおいも掘り。
土の中からおいもの頭が見えたところで、「これは大物の予感。」
と言いながら掘り進める、頼もしい子もいました。
今年は少雨のため、土が堅く、悪戦苦闘しました。
「ほれたよ!おおきいよ。」
みなさん、続々と掘れているご様子です。
カエルさんも・・
ツルをお布団にちょっと一休み。
土とツルの匂いに包まれて・・・
おいも掘りの帰り道。
手においものツルを持った子がいます。
「幼稚園のうさぎに食べさせてあげるんよ。」
収穫の秋を堪能した子ども達でした。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004