秋の八幡山へ!
10月28日、
年長さんが、深まりゆく秋の八幡山へ園外保育に出かけました。
今日は穏やかな秋晴れで、まさにお出かけ日和です。
リュックを背負って、テクテクテク。
「あれ、川に何かいるよ。」
ハヤがスイスイと泳いでいました。どんぐりも沈んでいます。
園周辺の清水地区は名の通り、とてもきれいな川が流れています。
石段を登って山頂へ。
しっかり足を踏みしめて、よいしょ、よいしょ!
薄暗い森の中は、ワクワクするような、ちょっとこわいような・・
ずんずん頂上を目指す子、マイペースで登る子、様々です。
「ぼくは石段を使わないでこっちから行くね!」
「あ〜、つかれた〜」
山頂に到着です。
市内を一望できるビューポイントです。
一生懸命登って、この景色を眺めれば、得も言われぬ達成感と爽快さを味わうことが出来ます。
「きれーい。」「ぼくのいえ、どこかな?」「幼稚園、見えないかなあ。」
景色を堪能したあとは・・
それぞれ思い思いの時間を過ごします。
森の中へ探検へ!
果敢にも崖のぼりに挑戦!
パタパタ!
めくれている木の皮を触っています。
こちらは山の斜面で遊んでいます。
最初は恐る恐る・・です。
「チーターがみえた!」
誰が言い出したのかその言葉で、チーター探しの輪が広がり、盛り上がっていました。
「チーターの声が聞こえたよ。」「においもする〜」「この木に血もついているよ。」
想像をいっぱい膨らませながらの山遊びです。
子ども達だけの楽しい世界、大人は入れそうにありません。
「みてー、木に登ったよ。」
どんぐりがいっぱい。
「この実、真っ赤できれいよ。」
「ぼくは幼虫を見つけたよ。」
山の上の広場では・・
拾ったばかりのどんぐりや落葉で製作をしています。
秋がいっぱいのアートです。
「だ〜るまさんがこ〜ろんだ!」
「みんな、そろそろお昼ごはんにするから集まって〜。」
パクパク、モグモグ。戸外で食べるお弁当は、より一層食欲が進みます。
最後にどんぐりや落葉を拾わせてもらったので八幡神社にお礼を言いました。
「ありがとうございました。」
帰路は坂道からです。
秋を思いっきり満喫した一日でした。
子ども達は、園外保育を通して、自然の神秘や美しさを感じ取ったり生態を学んだりします。
そして、そのことが自然への畏敬の念や慈しみの心へと繋がっていくのだと思います。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004