4月23日、
年長さんがたけのこ掘りを体験しました。
バスに乗り、ずんずん登って上朝倉までやってきました。
やさしい春の空気に包まれた野道を歩いてたけのこ山を目指します。
「わあ、たんぽぽがいっぱい!」
ほ〜ら、こんなに・・・
「ふ〜!」
山への道はとっても急!
薄暗い坂道に、わくわくどきどき!
たけのこ山に着きました。
しっかりとバランスをとりながら・・・
倒木にも気をつけて・・・
「あった、あった、たけのこ!」
とんがり頭が、にょき、にょきにょき!
力強く地面から伸びているたけのこにびっくり!
「わっ、これはちょっと長すぎる!」
「このたけのこを一緒に掘ろうよ」
まずは、たけのこの周りの土をスコップで掘ります。
みんなで力を合わせて・・・
でも、
掘っても掘っても掘れないたけのこ。
グラグラ揺すってみよう。
「あっ、ちょっと動いた」
「う〜ん、でも・・・掘れない・・・」
そう、地面の下の茎としっかりつながったたけのこは
ちょっとやそっとでは抜けないのです。
そこで登場するのが、クワを手にしたバスのおじさん。
「えい!」と振り下ろして・・・
どすん!ざくざく!
「やったー、掘れた!」
苦労しただけに、喜びひとしお!
「先生、見て見て、こんなに大きいのが掘れたよ!」
「おもたーい」
大地の恵みに感謝です。
表面を撫でてみると、
動物を撫でているような不思議な感覚。
今年は裏作とのことでしたが・・・
子ども達のパワーとバスのおじさんの奮闘もあって、
一人一個ずつは持って帰ることができましたよ。
大満足で帰路につく子ども達。
「たけのこ掘り、楽しかったね!」
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004